映画とテーマ
ここ数日、世で評価の高い映画の数々を適当に総覧しながら、「名作の条件とはなんであろうか」という問いに想いをめぐらして来た
*あくまで、「ぼくのかんがえるさいきょうのえいが」の範疇であることは了承されたい*
その中で行き着いた1つの仮説がある
「あるテーマを視聴者に問いかけること」
テーマは普遍的であればあればあるほど良いが、そうでなくても現代の抱える何らかの問題に鋭利に切り込んでいれば、より強力である
テーマについて、明確な答えを提示することは好ましくない。「0か100か」のテーマなどそもそも面白くなるはずもないし、視聴者が答えを解釈する行為はとても尊い。作り手と受け手のとっての双方向のメディアになりうる。
ところで、、残念ながら上記の条件を満たさない名画はたくさんある。
思いつくのはアクション、ホラー、サスペンス、そして群像劇だ。
アクション、ホラー、サスペンスについては説明するまでもなかろう。シナリオに求められる水準が違う。
ストーリーの破綻さえなければ合格の脚本として許される。
群像劇については後記に託したい。